人口3000人のまちは都会に暮らす人にとってはきっとなかなかの田舎です。
小さいスーパーが１つとコンビニが２つ。ドラックストアはありません。
総合病院は車で1時間の旭川まで行く必要があるし、映画館もありません。

「ない」ものも多いけれど、ここだから「ある」ものもたくさんあります。

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あっちをみてもこっちをみても空と山に囲まれている景色は毎日表情を変えて、季節を感じさせてくれるし、心が穏やかになります。
登山や釣りなど自然のアクティビティが身近なのはもちろんだけど、少しまちのはずれにいくだけでも壮大な自然を感じることができます。

町内で手に入らないものはたくさんあります。だけど、ネットは使えるし、ないのであれば自分で作ってみたり誰かに借りてみたりと試行錯誤でなんとかなる。
不便であるがゆえにだれかと直接お話ししたり、協力したり、自分でどうにかしたりする過程が実はすごく楽しいし豊かなことだなと思います。

なにより知って欲しいのはまちの人たち。
気さくでちょっとおせっかいで一緒に楽しんでくれるひとたちがたくさんいます。
林業のまちとして発展したまちのひとたちの気質なのかもしれないし、ただただ不便な生活を補うために誰かとコミュニケーションをとることが必要不可欠になっているだけかもしれません。
だけど、道を歩いてるだけで、「おはよう！」とあいさつできるひとがたくさんいるのはとてもとても面白い。

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そんなひととひとのつながりが強いまちでも、やっぱり情報が滞っていたり、違うコミュニティに飛び込みにくい時があったりと「こうなったらいいのに！」はたくさんあります。
だからこそ、まちをよく知って、まちのなかに入って、あっちとこっちをつないでぐるぐるとかき回してくれる人がいてくれたらより暮らしやすい町になる。そう思っています。